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【後編】『伝え方が9割』心を動かす強いコトバを創る”5つの技術”とは?

2015-02-24

RM STAFF

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こんにちは、コーポレートサイト編集部です。

 

前回は、【前編】『伝え方が9割』NoをYESに変える”3ステップ”とは?で「お願い」の快諾率を格段に上げる3つの方法についてご紹介しました。

 

今回は人の感情を動かすエネルギーのある「強いコトバ」を創り出す5つの技術とその使い方を、佐々木圭一氏著『伝え方が9割』に沿ってご紹介します。

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誰にでも「強いコトバ」を創り出すことができる!

早速ですが、問題です!

この10年間で世の中の情報量は何倍になったと思いますか?

 

本書によると、この10年で情報量はなんと、”約530倍”にもなったのです。これはインターネットの情報量が一気に増大したことが要因です。

 

しかし私たちはこれらの情報をすべてキャッチすることはできない。つまりほとんどの情報は無視されてしまうのですね。

 

ではいったいどうしたら良いのでしょうか?

 

無視されないために必要なのは、人の心を動かすような「強いコトバ」なんです!

本書ではその「強いコトバ」を創りだす”5つの方法”が紹介されています。

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<その1>サプライズ法

「サプライズ法」とは、「伝えるコトバの中に、驚きワードをつくる方法」のことです。

 

あなたは最近どんなサプライズに揺さぶられましたか?

誕生日やプロポーズにはサプライズが付き物ですよね。そうです、人間はサプライズが大好きなんです。

 

コトバの中にサプライズを創り出すことは簡単です。

 

「好き」

「好き!」

 

例えばこの2つでも随分印象が違いますよね。

他にもサプライズを創り出すコトバには以下のようなものがあります。

 

「(語尾に)!」「びっくり、〜」「そうだ、〜」

「ほら、〜」「実は、〜」「すごい、〜」

「信じられない、〜」「あ、〜」

 

これをいつもの言葉に追加するだけです。簡単ですよね?

サプライズ法のつくり方はこの”2つ”です!

 

    1. 伝えたいコトバを決める

    2. 適したサプライズワードを入れる。

 

サプライズ法を使うのは、「自分が驚いた時」ではなく、「相手の心を動かしたい時」。

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<その2>ギャップ法

次は「ギャップ法」です。「ギャップ法」が使われているコトバはきっと皆さんもよく目にしているはずです。

 

「No.1にならなくてもいい。もともと特別なOnly one」

誰もが知っている今世紀最大の国民的ヒットソング「世界に一つだけの花」の中でも。

 

「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」

湾岸署を舞台に繰り広げられる織田裕二主演の「踊る大捜査線」の中でも。

 

「ギャップ法」を使って、多くの人たちの胸を打ってきたんです。

しかし、それは才能がある人だけのものではないのです。あなた自身が創り出すことができるのです!

 

そのようなギャップ法でコトバをつくる方法をこの”3つ”です。

 

    1. 最も伝えたいコトバを決める。

    2. 伝えたいコトバの正反対のワードを考え、前半に挿入する。

    3. 前半と後半が繋がるように、コトバを組み合わせる。

 

 

では、オバマ大統領の就任演説での名言を用いて、つくり方を見てみましょう。

 「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。」

 

・ここでの最も伝えたいことは、「これは、あなたの勝利だ。」ということですよね。選挙を戦ってきた仲間への賞賛です。

・次に「あなた」と反対の言葉を考えると「私」となりますね。

・「私の勝利だ」と「あなたの勝利だ」を組み合わせると、「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。」という言葉が出来上がりました。

 

あの名言もこうやって創られているんですね!

 

そう、このようにギャップを創ることで、「感動」を自ら創り出すことができます。

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<その3>赤裸々法

続いて「赤裸々法」です。「赤裸々法」は自らの肌感覚に素直になる方法です。あなたのコトバに体温を感じさせ、ときに詩人のようなコトバを創り出し、脳裏に焼き付いて離れないコトバとなります。

 

こんなコトバ聞いたことありませんか?

 

「上を向いて歩こう 涙がこぼれないように」『上を向いて歩こう』永六輔

「息を切らしてさ 駆け抜けた道を」『終わりなき旅』Mr.Children

 

なんだか描写が強く伝わってきませんか?相手の心にグッとくる言い回し。これが「赤裸々法」です。

 

「赤裸々法」のつくり方はこの”3STEP”です!

 

    1. 最も伝えたいコトバを決める。

    2. 自分のカラダの反応を赤裸々にコトバにしてみる。

    3. 赤裸々ワードを、伝えたいコトバの前に入れる。

 

赤裸々ワードを入れれば、生命力あふれるコトバに変わる。

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<その4>リピート法

4つ目は「リピート法」です。相手の記憶に刷り込み、感情をのせる方法です。

 

こんな経験はありませんか?

小さいころに覚えた童謡の歌詞をいまだに覚えている。

 

「さいた さいた チューピップの花が~」

「毎日 毎日 僕らは鉄板の~」

 

実はこれもリピート法が使われているんですね。

 

近年でも、こんな歌がありますよね?

「会いたくて 会いたくて 震える~」(西野カナ『会いたくて会いたくて』)

 

繰り返されることで、なぜか耳に残るんですよね。

そんな「リピート法」はこの”2つのSTEP”でつくられています。

 

    1. 伝えたいコトバを決める。

    2. 繰り返す

 

これは「サプライズ法」と並んで、本当に簡単ですよね!

 

例えば「暑い」ということを伝えたいとします。そうすると、暑いを繰り返して、「今日は暑い、暑い」となります。なんだか、汗をかいている像が浮かんできませんか?

 

ただ繰り返すだけで「強いコトバ」が出来上がるんですね!

 

リピートをすれば記憶に残し、感情をのせることができる。

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<その5>クライマックス法

最後の5つめは「クライマックス法」です。寝ている人も目を覚ます、強烈なメッセージを伝える方法です。

 

「ここだけの話なんですが、~」と言われると、重要な情報なんだと受け手側に伝わりますよね。それまであまりちゃんと聞いていなくても、上記のように言われると、集中するはずです。

 

「クライマックス法」のつくり方は、この”2つ”を意識してください。

 

    1. いきなり伝えたい話をしない。

    2. クライマックスワードからスタートする。

 

クライマックスワードには、以下のようなものがあります。

「他では話さないのですが、」「誰にも言わないでくださいね、」

「これだけは忘れてください、」「3つのコツがあります、1つ目が、」

 

クライマックスを創れば、切れかけた相手の集中スイッチを入れることができる。

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いかがでしたでしょうか?

 

いざ言われてみると当たり前のことが多いと思います。でも実際にそれを意識して実行している人はどれくらいいるでしょうか?

恐らくあまりいないでしょう。

これらの5つの技術は決して難しくなく、すぐに実践できることが多いので、まず今日試してみてください!実践していく中であなたオリジナルの6つ目の技術も探してみてくださいね!

 

[参考]佐々木圭一著『伝え方が9割』

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