「可能性を世界で最も開花させる」にかける私の本音
2015-10-26

WRITER:
坂本 幸蔵
事業拡大や規模の拡大によって薄まってほしくないリッチメディアの企業理念にも掲げている「可能性」にかける私の想いをメンバーに朝会で発信させてもらいましたが、ここにも書き残しておきます。
「可能性」という言葉にかける想い
私の「可能性」という言葉にかける想いは
今日できなかった事が明日できるようになる。
今日分からなかった事が明日分かるようになる。
出来ない事なんてない。できない人もいない。
実現したいコトやなりたい理想像に向かって前進していく。
毎日をそうやって生きていく事が可能性を開花させる事だと思っています。
実現したいコトやなりたい理想像に向かって前進すると
うまくいかない事の方が多いわけで
毎日失敗しながら、何百回、何千回壁にぶつかり、苦しみ、悔しくて投げ出したくもなります。
それでもやり続けるから
大きな成功や成果があるのだと思います。
私自身の体験でも同じく、5年間リッチメディアを経営していく中で
様々なことにチャレンジし、失敗もしてきました。
順風満帆の中の1億の損失
創業1年目を(2010年〜2011年あたり)こえた時にスマホが台頭してきていて、
色々ビジネスを考えていたんですが、当時モバイルで決済できたら便利だな。
皆が端末を持つようになったら携帯どうしがレシーバーにもなるから持っている人皆で決済できる。
これはすごい!と思って
当時エンジニアに確認したらやってみよう。ってなって、
WEB制作など受託事業をメインとしていた会社がいきなり開発を進めました。
あれよあれよと順調に進んでいったんですが、
世の中そんなに甘くはないです、最終的には世の中に出せない最悪の形で着地してしまって
残ったのは使い物にならないハードウェアと損失1億弱・・・
ものすごく大きな失敗、、、メンバーも正直「ほら・・・」って思っていたと思います。
しかし、失敗したものだけではありませんでした。
失敗の裏返しは成功である
その当時モバイル決済サービスでリッチメディアに興味を持って出会う事ができたのが、今の取締役の安藤です。
「受託の会社がなんでモバイル決済?なんだかヤバい会社だな・・・。」と思っていたようです。
はじめて会ってから何度か話をしていると目指しているコトに共感してもらって
ジョインしてもらいました。
物事には見る角度があると思っています。
失敗という角度からみると人もいれば、それってある意味成功という角度から見る人もいる。
大事な事は自ら覚悟を決めてやりきっているかどうかだと思います。
また、自らの覚悟というと自分本意な意思決定をしている人を最近よく見かけますが、
自分本意な覚悟は覚悟ではありません。ただの自己中心な考えだと私は思っています。
周りが納得するような状態。
周りの人が支援したくなるような状態。
それを自ら創りだした上で覚悟を決めて、可能性を信じてやりきる。
想いを必ず形にする
だからといって、上記を美談にするつもりはありません。
そもそも、挑戦している人間こそ、自分の無力さを知っていると思います。
それでも、諦めずに前進し続けるのは
未来をつくる。後世に何か残す。人の心を豊かにする。
そういった思いを持っているから。ワクワクするから。楽しいから。
そういった単純な事なんだと思います。
また、思いを形にできた時の気持ちは格別だと思います。
出来る範囲の事だけやって毎日を生きていく事を 否定はしません。
しかし、それだけで未来は自分の求める理想に近づくのでしょうか?
今まだ、リッチメディアも完成している組織でありませんし、そもそも完成は無いのかもしれません。
だからこそ、リッチメディアは可能性を世界で最も開花させたという
事実を残し、その培った文化を世代をこえて残していきたい。
一生懸命だったひとりひとりの想いを形にしていきたい。
健全な社会を生み出すために!
(https://en.wikipedia.org/wiki/Jack_Welch)
「企業の持続的な利益は、満足した顧客、意欲的な従業員、繁栄するコミュニティ、健全な社会を生み出すのです。」
上記のジャックウェルチ氏のコメントにもあるように、
ひとりひとりの思いが社会につながっていると信じているから。
だからこそ一生懸命に可能性を信じていきたいと思う。
自戒の念をこめて。
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