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ゼロからトップも狙える。未成熟ならではの可能性を感じた僕のチャレンジ

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『リッチメディア・メンバーインタビュー』 取締役・奥山賢一

okuyamasan

【終身雇用】の安心感に感じた違和感

学生時代はとにかくスポーツに熱中。野球と剣道に打ち込む毎日でした。なので、最初の就職はそのご縁から、銀行員としてキャリアをスタートすることに決めました。

その後もアメリカで大学の留学サポートをしたり、大手保険会社で営業や人事をやってみたりしましたが、当時は<終身雇用>という考えが強かった時代です。ずっと1つの企業でキャリアを重ねるという前提があると、決められたことをきっちりやることが求められるので、自分で工夫する事は求められなかった。だから僕としては何をやっても味気ないというか、面白みを感じる事が少なかったわけです。

 

守りのビジネスから攻めのビジネスへ

~成長の過程を体感したディー・エヌ・エー時代~

ビジネスのおもしろさや醍醐味をさして感じられないまま、のんびり就職活動をしているときに偶然紹介されたのが、当時まだ創立23年で社員も50名程度だったディー・エヌ・エー。大変優秀な経営陣とメンバーが揃っていながら、まだまだ環境は未整備で、自分でやるしかないという本気で議論を交わして成長していける場は、安定した大企業より、とても魅力的に映りました。

そこからの8年間はとにかく激動の時代。僕を含めた6人で立ち上げたモバオクをきっかけに、モバゲーやモバコレ、モバイルのアフェリエイトネットワークなども事業化を任され、達成しました。さらに国内外の子会社の立ち上げや役員、事業戦略やM&Aの参入など、事業サイドとコーポレートサイド、2つの視点から企業が成長し、移り変わっていく様を体験できたことは、得難い経験だったと思います。

僕が退社する2011年には、50名だった社員も1,000人程度になっていたので、大規模な会社で更なるチャレンジをするのであれば、そこに留まることがベストだったと今でも思います。好きなこともやらせてもらっていましたしね。

ただ、ディー・エヌ・エーと共に成長してきた中で、事業基盤のある環境より一からのチャレンジする環境で、もっと自分の可能性を楽しみたいと思うようになったんです。

 

やらないこと事こそがリスク。世界の企業を知って日本のベンチャー企業に思う事

その後も米国資本や中国資本のベンチャー企業に参画して、世界の企業がどうやって成長しているのかを目の当たりにする機会に恵まれ、改めて思ったのは、形がきまっていないものを<0から1>に創り上げるのはとても楽しい、ということ。

僕にとってはやらないことがリスクであり、出来上がったものを変えるほうが大変だと感じるから、そういう環境の中で、そういう考えの人たちと変化とスピード感を楽しみながら仕事がしたいなと考えるようになりました。

そして、僕は世の中に影響を及ぼしたいといった大きな野望は持っていないですが、基本を丁寧に行い、多くのユーザーに使ってもらえるサービスを広く、そして深く創りたいという考えが強いから、そういう意味では日本のベンチャー企業はあっているのかもしれないというところに行きつきました。

ベンチャー企業がおかれている環境は、生き残りの厳しさもあるけれど、新たな発想で分析やロジカルな経営目線さえあれば、いきなりトップになる可能性だってあるくらい、可能性がある社会であるということ。そのチャンスと熱量の中に身を置いていたいですね。

 

未熟だからこその熱量と可能性、リッチメディアに入って

企業のトップの方とお話をしていると、部分的にサポートに入ってほしいというオーダーは結構いただきます。「営業を強くしたい」とかね。

営業が弱いと感じている場合、問題は営業だけに紐づいているのではなく、他にも原因がある事が圧倒的に多いのですが、そこは当然、見せたがらない方が多いです。

ただ、坂本さんはそうではなかった。

とにかくすべてを任せてくれて、リッチメディアを大きくしたいという強い信念と熱意があったからこそ、僕はまだ未熟なこの会社と成長をしていくことに決めたんです。

 

リッチメディアにはまだ仕組みは無い部分が多いけれど、数あるベンチャー企業が初期にまずぶつかる事業の収益化の壁はすでにクリアしている。そして、さらに難しい<アイディアをビジネスにできるフェーズ>にあるというのは、希少だと思います。

そして、その強みをさらに大きなビジネスにするまで発展させていくことが自分のミッションです。

新しくて楽しい仕事を若いメンバーたちにさせたい、最先端の技術に触れさせたい、やりたいことはたくさん考えていますよ。

 

メディア・自社にかけるこだわりを伝播する。難しさと醍醐味

企業としてもですが、人の面においても若いメンバーが多い分、メンバーの経験値はまだまだ未熟な状態です。ただ、貪欲に素直に補完する姿勢がある人間がそろっているからこそ、伸びしろがあると感じています。

自社メディアにこだわりがある事、そして、そのこだわりに磨きをかけて伝播させる事は難しいところであり、成長の醍醐味だと思っているので、この楽しさをメンバーと共有し、企業・メディアと共に成長させていきたいです。

 

課題は永遠になくならないからこそ、そこに向き合っていけば、自分の成長と共に会社の成長も体感できると信じている人、そんな人たちとこれからも新しいものを創り、広げていきたいですね。

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