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【後編】「死なない限りはかすり傷」挑戦し続けるための思考法 – 前川健輔×坂本幸蔵

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『「ズバ抜けた結果」を出す人の行動習慣』の編集を担当する前川健輔氏とリッチメディア代表の坂本幸蔵による対談後編。

 

前編(「やったります男はただの情熱屋ではなかった!」 – 前川健輔×坂本幸蔵)では書籍出版にあたっての経緯や裏側で起こっていたエピソードをご紹介しましたが、今回の後編では本書の読みどころや前川氏自身が編集をする上で特に印象に残ったところなど、本の中身について切り込んで話をしていきます。

 

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「100%本気でやったか?」という問いにYesと断言できるか?

 

前川:今回の書籍の編集にあたり、私が特に印象に残っている言葉が3つあります。

 

1つ目は、本の帯にもある「100%本気でやったか、1%の後悔もないか」という言葉。これは最も印象に残っています。

 

この言葉を坂本さんから聞いたときに、自信を持って「Yes」と言い切れる人が世の中にどれくらいいるのだろうかと考えました。自信を持って言い切れる人ってなかなかいないのではないでしょうか。

 

坂本さんはいつも本気。それは出会ったときから全然変わらないんですね。読者の方に「100%本気でやったか、1%の後悔もないか」という坂本さんの言葉を、自分の行動を振り返る基準にしてもらえればうれしいですね。

 

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2つ目は、サイバーエージェント入社前に坂本さんが書き出した目標である「藤田晋社長の椅子をとる」という言葉。1年目からこんなこと怖くてなかなか言えませんよね(笑)。しかも創業社長で当時30代だったのに。でも坂本さんは言っちゃう。こういう常識にとらわれない思考にとても魅力を感じました。

 

3つ目は、上司に自分のやりたいことを反対されたら、それは「上司を説得するだけのファクトとロジックがなかった」という言葉。

 

この話は8年前に坂本さんにお会いしたときの私自身に伝えたい言葉でもあります。当時、私自身が社内で企画を通せなかったからです。思い入れの強い企画を冷静に検証する視点になる言葉ですよね。私の心に深く刺さった言葉で、これからも大事にしたい言葉です。

 

何も行動しない「0勝0敗」の無難な人生はつまらない

 

坂本:私も3つあげていいですか。いっぱいありますが3つだけあげます。まず一つ目は「やったります」という言葉。

 

前川:でましたね「やったります」! あえて言いませんでした(笑)。

 

坂本:これはつまり、自分自身に宣言をすることが重要ということ。できるんだ、やってやるんだという言葉をみんなが使う世の中、希望に溢れる世の中って素敵じゃないですか。

 

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まずは自らそれを体現していきたい。あいつは本当にやりそうだ、一緒にやりたいなって思ってもらえるような人になりたいなと思います。

 

2つ目は、「マイルール」という言葉。

 

例えば、変えられないものではなく、変えられるものにエネルギーを注ぐというマイルール。過去や他人を動かすことはできないのに、それを動かそうとするのではなく、自分自身を動かすことにエネルギーを使うべきだと思います。自分は唯一コントロールできるもの。自分が変わるだけで未来は変わると思っています。

 

3つ目は、「0勝0敗」という言葉。

 

なんにも挑戦することなく、行動することなく0勝0敗で無難な人生を送るよりも、負けてもいいのでなにか行動を起こしてみること。それによって何か自分の痕跡のようなものは残せると思うんです。

 

そしてそれに必要なのは、そんな負けを受け入れられるような世の中をつくること。負けを受け入れられる世の中って、みんなが行動を起こせて素敵じゃないですか。そんな世の中をつくりたいんです。

 

行動の先にあるドラマをどれだけつくれるか

 

坂本:行動も挑戦もしないとドラマがない。人生、ドラマがたくさんあるほうが面白いですよね。

 

前川:行動しているからこそドラマが生まれるんでしょうね。しかしこういった面白いドラマは、一般の読者からするとすごく見えづらいところがある。だからこそエピソードとして本に挿入することで、その元気が出るような「面白いドラマ」を多くの人に見てもらうことができるんです。

 

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坂本:たしかに本を出すにあたり、言いたいことだけではなく、その中にあるエピソード、ドラマも一緒にだしていきたいという思いもありました。

 

前川:インドネシアの海外事業を立ち上げた新卒メンバーの方のドラマについても、眼に浮かぶような形で会話のやりとりを再現して聞かせてもらいました。あとはそのドラマが読みやすくシンプルに読者に伝わるように我々がしっかり編集の仕事をすることですね。

 

「一発屋」と「成果を出し続ける人」の違い

 

前川:今回の書籍のタイトルにもある「ズバ抜けた結果を出す人」ですが、坂本さんと話をする中で確信したのは、ズバ抜けた結果を出す人は1回で終わらない人だということ。つまり、再現性をもって、成果を出し続けられる人。一発の成果で終わるのでなく、その後もずっと成果を出し続けられる。そんな人は本当にすごいと思います。

 

坂本さんの印象的なエピソードとして、サイバーエージェント時代に新人賞をとられましたよね。彼はその直後にすでに次の目標のことを考えていた。普通は賞をとって「やったー!」と喜んで、その実績に満足してしまったり、調子に乗ってしまったりするものだと思います。でも坂本さんは違う。

 

結果を出した瞬間に過去のものとしてリセットできるかどうかは、一発で終わる人と成果を出し続ける人の大きな違いだと思います。

 

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死なない限りかすり傷、なんにでも挑戦してみることが大事

 

坂本:死なない限りかすり傷。よっぽどのことがない限り死なない。死なないのであれば、まずはなんでも挑戦してみるというスタンスが良いと思っています。

 

前川:挑戦というと、なんだかすごいことをやらないといけないと考えがちです。坂本さんが語る成長の定義は「できないことが、できるようになること」。その「できないことをやってみる」ことが挑戦。小さな挑戦でもいいので、まずは1個1個築いて積み重ねて、次につなげていくことで、大きい成果をつくることになる。

 

起業をしないといけないとか、そういうことではなくて、まずは思いついたことをやってみるとか、そういうレベルでも十分すごいんだということを、読者のみなさんにも知ってほしいです。

 

坂本:「明日やろうはバカ野郎」で、おっしゃるとおり、小さいことでも今からやってみることが大事ですよね。

 

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やる前からあきらめてしまう必要はない、やる前から判断しない。挑戦して成果をあげられる自信がないという話もよく聞きます。

 

しかし自信というのは読んで字の如くで「自分をどれだけ信じられるか」だと思うんです。いまのスキルや経験うんぬんではなく、自分が絶対にやってやるんだ、自分がやるしかないくらいの自分を信じる気持ちが大事だと思います。

 

仮に自分を信じることができないのであれば、まずはできることからやってみて、例えば朝起きれなかったのが起きれるようになったとか、苦手なニンジンが食べられるようになったとか、小さな成功体験を積み重ねることで、「できた」が「できる!」になり、成功のサイクルって生まれるのではないかと思います。

 

一人でも多くの人が自分を信じ、行動できるようなそんなきっかけをこの本を通じて伝えられるとすごく嬉しいです。

 

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